庭のキンモクセイのモジゴケたち
キンモクセイの樹幹は
モジゴケパラダイス。
モジゴケは地衣類で、
木肌や岩にペンキを塗ったようにぺたっと貼り付くグループです。
このぺたり貼りつき系は、「痂状(かじょう)」とか「固着」とか呼ばれる。らしい。
字の部分が「子器」。
ここで胞子が作られます(*´▽`*)
これでもかと
魔法の呪文があちこちに・・・!!
この黄色の粉みたいなのは誰?
あちこちちょこっとずついる。
庭のキンモクセイのコケたち
ヤマトヨウジョウゴケ?
(クサリゴケ科)
濡れるとガラス片みたいできれい☆
葉はごちゃごちゃ密に重なってつく。
緑色のヒヨコ豆が大量にくっついてるみたい。
遠目にはなんていうか、藻。
ヤスデゴケ科?
あみあみ大群。
茶色の丸いのは胞子体かも!
これが開くのかな( ´艸`)
楽しみ♪
別のヤスデゴケ科?
単独ヤスデ☆
葉はころんと丸くなってる。
先っぽ緑っぽいのがおしゃれ♪
シノブゴケ科のコバノイトゴケ?
乾いてるときは糸状(葉が枝に接着)。
こういうとこシノブゴケ科っぽい。
濡れると開く。
めったり貼り付く苔類。
太ったゾウの脚みたい。
むにゅむにゅ系。
コダマゴケ(タチヒダゴケ)が、
ちょこんとついてる。
この株の直径は8mmくらい。
葉は乾くと縮れず茎に接着。
根元のほうにはアオギヌゴケ系。
観察してたら、猫が参加。
山道A岩木上
タチヒダゴケ科?@桜の樹幹。
帽に毛が生えてる( ´艸`)
カラフトキンモウゴケぽい?
乾いてるときは葉が縮れてる。
濡れるとこう。
乾燥時、大根のネジ干しみたいに
シワシワだった茶色い蒴が、
黄色のワイングラスのように!!
きれい☆
苔類。クサリゴケ科?
鳥の脚みたい。
(ちなみに鳥の脚がうろこ状や細かい網状になってるのは爬虫類時代の名残で、うろこが変化したものだという噂。)
桜の樹幹に。
黄緑色がきれい。
サヤゴケ?@コンクリ柵。
蒴柄を覆っているっぽい、
半透明の黄緑カバーが可愛い(*´∀`)
ナガバチヂレゴケ@コンクリ柵。
まだ帽を深く被ってる人が多い。
す て き ☆(≧∀≦)
さ い こ う ヾ(≧∇≦)
山道A地上、超ミニゴケ発見
イクビゴケの仲間っぽい・・・?
葉の長さ2mm。
ものすごく小さい。
スマホレンズと比較。
何者かわからないおしゃれな奴。
濃い緑色で小さい葉のコケが一緒にいる。
同じ株??
側溝に明るい浅黄緑色が目立つ。
日陰(林)に入ると、
倒木上はアオギヌゴケ系?パラダイス。
光沢のある明るい浅黄緑色。
ふわふわ。
光沢のある濃い緑色。
ひもひも。
山道Aのコケたち、2019/3/3、日陰側
きれいすぎる!
アオギヌゴケ系?
朽ちた切り株を覆ってた。
大きめ・ふわふわ系のコケ。
ホウオウゴケ系。
キャラボクゴケ?コホウオウゴケ?
とにかく、ちっちゃくて可愛い。
石に わっ と生えてた。
湿気た日陰の山壁。
フィルムみたいに薄くて小さくて可憐!
なぞのコケ。
石にひっっっそり生えてた。
上のホウオウゴケ系と同じ場所。
同じ場所に、こんなのも。
小さい!
もうちょっと日当たりがあるところにいくと、
ハイゴケが猛烈に蒴柄を伸ばしていた。
朽ちた倒木上。
マットみたい。
山道Aのコケたち、2019/3/3、日向側
ついに出会えた、ナガバチヂレゴケ?
(ギボウシゴケ科)
猛烈に可愛い。
歯についてる黄色い粉が胞子?
乾燥したときは縮れまくり。
水を得たら、
葉っぱは星形に ぱーっ と開き、
蒴歯は ちゅっ と閉じる。
こんなきれいなものが、
まるでゴミのようにコンクリにひっついてた。
世界は深いようだ。
別のコンクリにひっついてたこの人も、
ナガバチヂレゴケっぽい?
後日見たら、長い歯が出てた♪
帽の先っぽがオレンジでぴゅーんと長くて、
激カワ。
同じコンクリにケギボウシゴケらしき人が。
(ギボウシゴケ科)
でも形状がよく似た近縁種が複数あって、
見極めは難しいんだって☆
蒴が葉に埋まってて、
ふたが赤くて先っぽちょこんと曲がってて、
可愛い♪
赤松林の手前にはスギゴケ系。
淡黄緑色のハイゴケとの色合いがきれい。
やっと出会えたシッポゴケ群落。
葉っぱ、デカ!!!Σ(゚Д゚)
コンクリ壁に生えてたこの人も、
ナガバチヂレゴケ?
継続観察する予定。
図鑑に「蒴は若いうちは秋に食べる銀杏のような透明感のある緑色」とあるので、それっぽい。
乾燥状態はこう。